ダブルスのリターンがクロスばかりになってしまって、相手の前衛によくポーチに出られてしまう…ということはありませんか?
相手の前衛につかまらずに効果的なリターンのコースに打ち分けられると、その後の展開が自分たちに有利になることが多いです!
実力者相手にもすぐに使えるリターンコースを知って、相手をどんどん翻弄してくださいね。
この記事では、私が実際に使っている実力者相手にも通用するリターンコースと、その後の展開方法について詳しく紹介します!
どれも実戦で有効なリターンコースばかりです♪
基本はクロスに低い弾道で返球する
ダブルスのリターンで最も基本的で効果的なのは、クロスコートに低い弾道で返球することです。
私も実際に試合の中で一番多く使うのがクロスへのリターンです。
ダブルスの試合では、相手の前衛にリターンを捕まえられると一瞬でポイントを失う可能性があります。
そのため、クロスリターンは常に低い弾道で、相手の前衛に触れさせないことがポイントです。
例えば、試合中に前衛が頻繁にポーチに出てくる場合、弾道を低くするだけでその前衛の動きを抑制したり、前衛が触ったボールがチャンスボールになったりとこちらに有利に働くことが多いです。
たとえ前衛がポーチに出て触ったとしても、ボールが浮かなければ実際に1本で決められることは少ないですよ!
低い弾道でのクロスリターンを安定させるためには、下半身を安定させた状態でしっかりとラケットを振り切ることがポイントです!
相手のサーブが速い場合には、そのスピードやパワーを利用して、ボールに面をしっかり合わせるブロックリターンでも十分です。
また、回転量が多いサーブを打つ相手には、コンパクトなテイクバックを心がけて、ミートを重視するのがおすすめ!
相手のサーブが速くなく、コースから考えても比較的返しやすいと感じた時には、クロスへの低い返球で積極的に攻撃を仕掛けていきましょう♪
これにより、前衛にボールを触らせないだけでなく、後衛を守備に回らせる効果も期待できますよ!
実力者相手にも通用する!私も使ってるリターンコース4選と展開例
次に、私が実際に試合で使っているリターンコースと、その後の展開を紹介しますね!
まず、試合でクロスのほかによく使うリターンのコースは以下の4つです。
- ストレート
- ストレートロブ
- センターへのロブ
- ショートクロス
このようにリターンコースのバリエーションをいくつか持っておくことで、相手を翻弄することができますよ!
ストレート
ストレートリターンは、試合の序盤に使うと特に効果的です。
例えば、相手がポーチを狙って動き出した瞬間にストレートに打つと、簡単に前衛の裏をかくことができます。
相手に「いつストレートが来るかわからない」というプレッシャーをかけることができます。
相手の前衛がストレートを抜かれることを考慮してポーチに出にくくなるため、その後のクロスラリーが格段にしやすくなります!
私も実際に試合の序盤でストレートリターンを1本打つことで、相手の前衛が動きにくくなると感じています。
最初にストレートを打つのは1~2ゲーム目までがおすすめです!
試合が進んでからだと、仮にミスした場合のポイントの重みを序盤よりも感じやすいためです。
リターンをストレートに返した後の展開として、パートナーに前衛に上がってもらい、積極的にネットプレーを仕掛けることもできますね!
ストレートロブ
ストレートロブは、前衛がポーチでの攻撃が得意な場合に特に効果的なリターンです。
特に相手前衛がネット際で構えている時、突然リターンでストレートにロブを打つと、相手ペアは対応に追われます。
また、前衛はサイドチェンジをする必要があるため、相手の陣形を崩すことができます。
相手後衛の対応が甘くなることが多く、次のショットで前衛がポーチに出るなど攻撃に転じるチャンスが生まれますよ!
私も前衛が積極的に前に出てくる時には、ストレートロブを混ぜるようにしています。
リターンをクロスやショートクロスに集中させ、その後に突然ストレートロブを打つのも効果的です。
相手の後衛は「次もクロスに返球されるのでは」というイメージが強くなっているため、サービス後にクロス返球の前提で構える可能性が高いです。
そこでストレートロブを打てば裏をかくことができ、ボールへの対応が遅れて、チャンスボールが来ることも実際に多いですよ♪
相手の動きを読んでロブを使うことで、リターンゲームを有利に進めることができます。
センターへのロブ
センターへのロブも、リターン戦術としてとても有効です!
相手の前衛がクロス返球の前提で構えている場合、センターへのロブを使うことで意表をついて足を止めることができます。
また、相手の後衛がセンターロブをバックハンドで返球する場合、こちらに有利なボールが返ってくることが多いです。
ロブを低い弾道で返球するにはそれなりのスキルが必要ですし、バックハンドのほうが苦手な人が多いことを考えると、ロブが返ってくることが予想できます。
さらにセンター付近からの返球は左右どちらにも角度をつけにくいため、そのままセンターロブで返球するか、多少アドサイド寄りになる可能性が高いです。
その前提でポジションを取っておけば、次のボールで攻撃を仕掛けることができます。
もし相手の後衛のロブ返球が甘くなれば、前衛がポーチやスマッシュで攻撃するのもアリですね!
この配球は、特に真夏の試合など、できるだけ早い展開でポイントを取りに行くときにかなり有効です!
ショートクロス
ショートクロスは、相手前衛と後衛の間を狙うリターンコースです。
ショートクロスを打つことで、相手後衛を走らせて甘いボールを誘ったり、落下点によっては前衛と後衛のお見合いになる可能性も。
こちらの前衛がしっかりネットに詰めてポジションを取っていれば、返球できるコースもかなり限られます。
ショートクロスにリターンする場合のポイントは、相手のサービスをきっちり見極めることと、しっかりと回転をかけることです。
相手のサービスが速かったり威力があったり、低いバウンドである場合、ショートクロスに返球するのは結構難しいからです。
もしスピン回転でのショートクロス返球が難しい場合は、スライス回転でもOKです!
ショートクロスのリターンは、ストレートやストレートロブ、深いクロスのリターンを何度か打った後に打つことで特に効果があると実感してます!
例えば、相手が深いポジションを取っていると感じた時にショートクロスで返球して、前衛に詰めてもらってネットプレーで得点につなげることもできます。
ショートクロスで返球する場合は、パートナーにあらかじめ伝えておくと連携がよりスムーズになります♪
リターンは返球コースを織り交ぜるのがおすすめ!
ここまで、クロス以外のリターンコースを4つ紹介しましたが、すぐに使えそうなコースはありましたか?
試合中にクロス、ストレート、ロブ、ショートクロスといったコースを使い分けることで、相手にプレッシャーをかけ、前衛の攻撃力を減らすことができるからです。
クロスにリターンを続けると相手に読まれやすくなるため、ストレートやロブを混ぜることで、相手のリズムを崩すことができますね!
また、ロブを効果的に使うことで、相手前衛の動きを抑制しつつ、パートナーの前衛がネットプレーで得点できるチャンスを作ることにもつながります。
私の場合、試合前にリターンのコースをいくつか決めておき、自分の調子や試合の展開・状況に応じてコースを使い分けるようにしています。
リターンのバリエーションをいくつか持っておくだけで相手を翻弄しながら、試合の主導権を握ることができるんです!
ぜひダブルスの試合でいくつかのリターンコースを織り交ぜて攻撃につなげてくださいね。
緊張感がある場面でのストレートやショートクロスは少し難しいので、ゲーム練習で感覚をつかんでからチャレンジするのもアリですね♪
まとめ
今回は、実力者相手でもすぐに使えるリターンコースについて紹介しました!
私も実際に試合で以下の5つのリターンコースをよく使っています。
- クロス
- ストレート
- ストレートロブ
- センターへのロブ
- ショートクロス
ダブルスのリターンは、クロスへの低い弾道の返球を基本にしつつ、状況に応じてストレートやロブ、ショートクロスのようにバリエーションを持たせると、相手を翻弄することができます。
ぜひいくつかのリターンコースを織り交ぜて、相手を翻弄しながら攻撃のチャンスを作ってみてくださいね♪
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