熟練の年長プレーヤーにどうしたら勝てる?実際に戦って分かった戦術!

初心者向けの戦術

社会人のテニス大会は、20代~70代くらいまで、幅広い年代の人たちと対戦することがとても多いです。

年長プレーヤーと試合をして、「どうしてこんなに強いの?」と感じたことはありませんか?

私もテニスを始めたばかりの頃、パワーやスピードでは勝っているはずなのに、どんどんポイントを取られて負けてしまうことがありました。

そんな経験をして気づいたんですが、実は年長プレーヤーには独特の強さがあるんですよね。

今回は、その強さの理由や、社会人が年長プレーヤーに勝つための戦術、そして効果的な練習方法について詳しく解説していきます。

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年長プレーヤーの強さを知って攻略していきましょう!

テニスで年長プレーヤーが強い理由

社会人でテニスを始めたばかりの頃、年長のプレーヤーと試合をすると、「あれ?どうしてこんなに強いの?」って驚いたこと、ありませんか?

特にパワーがあるわけでもないのに、どんどんポイントを取られてしまって、あれよあれよといううちに負けてしまったり…。

私もそんな経験をたくさんして、いくつか理由があることに気づきました。

  • 早いボールでも返球できる
  • 遅いボールを使って相手をコントロールできる
  • ミスが少ない

次項から年長プレーヤーが強い理由を1つずつ紹介していきますね!

早いボールでも返球できる

年長プレーヤーの強さの一つは、速いボールにも対応できることだと思います。

年長プレーヤーは、若手プレーヤーとの試合の経験が豊富なので、速いボールの返球に慣れていることが多いです。

私も試合中に何度も経験しましたが、こちらが一生懸命速いサーブやストロークを打ち込んでも、冷静に返球されるんです。

もちろん試合の序盤では速いボールについていけないこともありますが、中盤あたりから慣れて、何度でも返ってきます。

初心者の場合、速いボールを打ったつもりでも返球されると「どうしよう…」と慌ててしまって、ついミスしてしまうことが多いんじゃないでしょうか?

自分では決まると思ったボールが何度も返ってくると、どうしたらいいのか分からなくなってしまいますよね…。

私もそんなふうに焦ることがよくありました。

年長プレーヤーはもともと1球で決まるようなショットは持っていないかもしれませんが、その代わりに幅広いボールに対応できるスキルを持っています。

若手の速いボールにも対応して冷静に返球でき、流れをつかむ術を心得ていることが強さの1つの要因なのではないでしょうか。

遅いボールを使って相手をコントロールできる

年長プレーヤーのもう一つの強さは、ゆっくりしたボールを使って相手をコントロールする技です。

遅いボールって、実は思った以上に難しいんです。

速いボールはタイミングを合わせれば返球しやすいですが、遅いボールは自分からしっかり打っていかなければならないですよね?

ダブルスだと特に、相手の前衛にも注意を払うシーンが多いので、遅いボールで崩されると対応が難しいんです。

その間に、年長プレーヤーたちは次のショットの準備をしっかり整えているんですよね。

若手プレーヤーには馴染みがなく、自分たちが次のボールにも備えられる遅いボールで崩しつつ、得意な展開に持っていくことが強さの秘密ですね!

ですが、熟練プレーヤーに多い、遅い・緩いボールでミスをせずにしっかり返球できるようになれば勝てる確率が上がってきます。

遅い・緩いボールでやりがちなミスと私なりの対処法もまとめましたので、参考にしてくださいね♪

ミスが少ない

年長プレーヤーの最大の武器と言えば、やっぱりミスが少ないこと!

若手プレーヤーはすぐに強いショットを打とうとして、ミスをしてしまうことが多いんですよね。

私も、つい早い展開で決めたいと力が入りすぎて、ミスをしてしまうことが多々ありました…。

年長プレーヤーたちはその逆で、パワーよりも確実に返すことを優先します。

どんなに強いショットを打っても、返球してくるので、どんなボールを打ったらいいのかとこちらが焦ってミスを連発してしまうんです。

熟練プレーヤーはテニスの基本である「相手より1球多く返せばポイントが取れる」ことを徹底しているんですね!

年長プレーヤーの弱点や使える戦術とは?

でも、年長プレーヤーにも当然弱点があります。

それは、やはり動きが遅くなること動ける範囲が狭くなることです。

年長プレーヤーは安定感のあるプレーが得意ですが、前後左右に大きく振られると対応が遅れることがあります。

私は以前、年長プレーヤーとの試合でショートクロスや深いボールを多用し、相手を走らせることを意識して試合を有利に進めたことがあります。

また、ネットに詰めてくる相手には中ロブが有効です。

年長プレーヤーは前後に素早く動くのが苦手なので、ネットに詰めてきた瞬間に中ロブを打つと、追いつけないか、チャンスボールが返ってきます。

これは実際に試してみて、何度も得点を取れた戦術です。

熟練プレーヤーは平行陣で勝負したい人が多いですが、それを封じるために前後の動きをさせるようにすれば、ネットに出づらくなると思いませんか?

どんなに上手な相手と対戦するときでも、相手が得意なことを封じる戦術を取れば、自分たちが優位に試合を進めることもできるのがダブルスです。

さらに、ときおり速いボールも混ぜることで、相手の反応を鈍らせることもできますよ!

熟練プレーヤーは、ボールに間に合えば冷静に返球できるスキルを持っているので、時間を奪うことが1つのポイントです。

ショートクロスやストレートの中ロブで相手を動かし、チャンスボールが返ってきたらライジング速いボール、ドライブボレーでコースをつけばポイントを取りやすいです!

この「年長プレーヤーのリズムを崩す+速い展開」は私がよく使う戦術で、熟練プレーヤーにかなり効果的だと感じています。

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この戦術はめちゃくちゃ使えるのでおすすめです!!

相手がすでに平行陣を取っているときは、チャンスボールが来るまで我慢するのもポイントです。

年長プレーヤーは足元のボールの処理やボレー全般がかなり上手なので、良いショットが1本あっても簡単には崩れません。

足元に打ったら次はバックハイ、というように相手に取らせる体勢に高低差を付けるボールを意識することで、高い打点で打てるボールが必ず来ます。

そのボールを見逃さずに早い展開で処理すればポイントを取りやすいです!

年長プレーヤーに勝つための練習方法

ここまで紹介した通り、どうやって年長プレーヤーに勝つかというと、ただ速いボールを打てばいいってわけじゃないんですよね。

速いボールはもちろん有効ですが、それ以上に重要なのは、チャンスボールを作るためのショットのコントロールです。

個人的には、角度を付けたボールや、相手の足元を狙うショット、中ロブを正確に打てるようになるとかなり使ると思います!

ショートクロスの練習方法

角度を付けたボール(ショートクロス)を打てるようになるためには、ミニテニスが有効です。

サービスラインの内側でスピンをかけながら打ち合うことで、ショットのコントロールが鍛えられます。

一般的にはストレートでミニテニスをすることが多いと思いますが、クロスで行うことでショートクロスの感覚をつかみやすいです♪

さらに上を目指す場合は、アレー同士でのミニテニスをやってみるのがおすすめ!

ネットせずに正確に相手側のアレーを狙うのは結構難しいですが、コーンを使いながら練習すると、コースを狙いやすくなりますよ!

足元を狙うショットの練習方法

相手が平行陣の場合は足元を狙うショットも有効です。

練習方法としては、ボレー&ストロークでボレー側の足元を狙います。

ボールを浮かさずに足元を狙えるようになってきたら、打つ時に相手のフォア側、バック側のどちらを狙うかを決めて打ってみてください。

打つ瞬間に「フォア」「バック」と狙う側を声に出すことで、より意識できますよ!

足元で、かつフォア側、バック側を正確に狙えるようになると、試合でもかなり使えるショットになります♪

中ロブの練習方法

相手が前に詰めてきた瞬間に使えるのが、ある程度早さがある中ロブです。

完全なロブだと相手がボールに間に合ってしまうので、最高地点はあまり高くせず、相手がカットボレーをできるかどうかくらいの高さを目指します。

スピンでの中ロブがより効果的ですが、難しければスライスでもOK!

練習方法は、ボレー&ストロークの形式で、ボレー側がギリギリ取れる高さの中ロブを打ちます。

できればバックハイで取らせるのが理想的!!

スライスで中ロブを上げる場合は、スマッシュ練習でロブを上げる時よりも前に押し出す感覚を強くしてみてください。

スピンの場合は、サービスラインくらいが最高地点になるように意識すると、デッドゾーンで回転がかかってボールが落ちるので、アウトする心配もなくなります。

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これで熟練プレーヤー対策はバッチリ♪

まとめ

今回は、年長の熟練プレーヤーの強さの理由や、年長プレーヤーに勝つための戦術、そして効果的な練習方法を紹介しました。

年長の熟練プレーヤーの強さの秘密は

  • 早いボールでも返球できる
  • 遅いボールを使って相手をコントロールできる
  • ミスが少ない

でしたね!

年長プレーヤーに勝つためには、速さだけでなく、コントロールと戦略がポイントです。

もし、年長プレーヤーと対戦する予定があれば、ぜひこの記事で紹介した練習方法を試してみてくださいね!

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